議会の日々

【武蔵浦和地区の教育環境と義務教育学校】

さいたま市は、人口増加が続く武蔵浦和駅周辺地区の公有地を一体的に活用し、過大規模校の解消と義務教育学校の設置、スポーツ施設の新設を決めています。
今年の2月定例会では、義務教育学校の整備にかかる基本設計等を行うための事業予算を審査し、わたしは会派を代表し覚悟と責任を持って、予算委員会、本会議最終日ともに賛成の討論に立ちました。予算議案は賛成多数で可決成立しました。
2028年4月の開校を目指す武蔵浦和駅周辺地区義務教育学校は
①沼影公園・沼影小学校敷地を活用する新設校舎(義務1年生~4年生=小1~小4)
②浦和大里小学校校舎(義務5年生~9年生=小5~中3)
③内谷中学校校舎(同)
の3つの校舎からなる学園構想。児童生徒と保護者の方々、地域の皆さんに対する丁寧な説明を積み重ね、様々な疑問にお答えすることで、理解を深めて頂くことが欠かせません。
■武蔵浦和駅周辺地区の現状と課題
・人口増加に伴い令和10年度までに小学校5校で19学級増する必要があります。
・人口増に対応するためには小学校1校、中学校1校の設置が必要ですが学校用地の拡大・取得が現状困難です。
■武蔵浦和地区の義務教育学校とは
学年編制や教育課程の自由度を生かした「小中一貫教育」が可能となります。700~800人の児童生徒で構成した学年縦割りの「ユニット制」導入を目指しています。
■通学区域について
保護者等の関心の高い通学区域分けについては現在、第1案(素案=下図)が提示されています。
今後検討を進めるにあたり、保護者や地域の方々からさまざまなご意見を頂くための素案です。
周辺校を含めた学校規模の不均衡や過密化の解消と、児童生徒の安全な教育活動の両立が図られるよう、私もひきつづき努力してまいります。
児童生徒・保護者、地域の方々へ丁寧な説明を行い意見を聴取し、今後の計画にできる限り反映していくことを教育委員会には求めています。
・最新の情報(令和4年11月現在)
https://www.city.saitama.jp/…/p08…/fil/toujitusiryou.pdf
・説明会の開催状況
https://www.city.saitama.jp/003/002/001/p082303.html
・説明会の内容について御意見投稿フォームも開設されています(フォームからの返信・回答はありません)
https://forms.office.com/r/YpsYGB9drE(外部リンク)