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【別所沼公園と沼影公園】

今日から市議会2月定例会が始まりました。
3月18日まで、新年度予算を含めた67議案を審査します。
今定例会にはわが南区の武蔵浦和周辺エリアに関する議案がふたつ出ていますので、ご紹介します。
条例議案では、
都市公園への公募設置管理制度(Park-PFI といいます)の導入に向けた選定委員会を設置するための条例案が出されています。
民間のアイデアや資金調達を活用して、より魅力ある公共スペースとしての公園整備管理を目指すもので、南区にある別所沼公園がさいたま市のPark-PFI 「第1号」として候補に上がっています。
住宅地の貴重な水辺緑地空間に人々が集い、すでに市民による多彩で豊かな活動が繰り広げられているのが別所沼公園の最大の魅力。
一方で、公園内をこれからも安全に楽しく使って頂くためには、老朽化した遊具の更新、ランニングコースや散策路の維持管理にかかるコスト捻出等が課題です。
行政側には事業の丁寧な説明が求められますしまた、公園内の現在活用しきれていない部分も含めたゾーニングの見直しも必要だと私は思います。
予算議案では、
武蔵浦和駅周辺の学校過密化解消と特色ある教育を目的に、2小学校・1中学校を統合し、入試選抜なしの小中9年制「義務教育学校」を開校するための基本計画策定に2376万円を計上。こちらは現在の沼影公園市民プール周辺が候補地とのこと。
検討課題は、プールやスポーツ施設の方向性の整理と、不足する公園用地の確保です。沼影市民プールは施設全体が「沼影公園」として都市公園に指定されているので、都市公園法により公園を廃止する時には同じ区域に代替地を確保しなければならないと定められています。
武蔵浦和のまちがまた大きく変貌を遂げそうです。議会でもこれから45日間掛けて最初の議論を重ねていきます。皆さんのご意見もしっかりお聞きし、正確な情報を、しかるべきタイミングにてお伝えするよう努めます。
それではまた