南区さんぽ道

暮らしのにおい漂う 六辻水辺公園「うるおいゾーン」

「六辻水辺公園」は、江戸時代に見沼代用水西縁から農業用水を引いた「辻用水路」を整備して作られた公園です。

公園というと広々としたスペースをイメージしますが、この公園は、ウナギの寝床のように長々と続き、長さは2.4㎞、面積は1万7千㎡もあります。また、園内は、「うるおいゾーン」、「にぎわいゾーン」、「レクリェーションゾーン」、「せせらぎゾーン」に分かれ、それぞれ特長ある憩いの場となっています。

今回は、「うるおいゾーン(公園入口から大境橋まで)」を紹介します。

JR南浦和駅から蕨駅方面に歩いて約12分。右手に六辻水辺公園と書かれた看板が見えます。ここが公園の東口です。公園の絵看板の下には、平成5年(1993年)に建設大臣から手づくり郷土賞を受賞したというモニュメントがあります。

「うるおいゾーン」の特長は、沿線の民家の庭先に植えられた季節、季節の草花が楽しめることです。また、文蔵神明社、文蔵地蔵堂、薬師堂などの寺社もあり、いまでも住民の厚い信仰の地となっています。 暮らしのにおいが漂う「うるおいゾーン」。一度訪ねれば、きっとあなたの心が温かいうるおいに満たされることでしょう。

次回は「にぎわいゾーン」訪ねます。
(事務所スタッフ:ひげじー)


○公園入口

○彩りを添える草花

○流れには大きな鯉が泳ぐ



○森に囲まれた文蔵神明社

○セミの声に包まれた文蔵地蔵堂 古い石仏も多い


○樹木には説明板も


○散歩を楽しむ親子連

☆☆知っ得コーナー☆☆
六辻水辺公園の今昔

徳川8代将軍吉宗は、幕府の財政再建のため、広大な湿地であった見沼の開発を思い立ちました。吉宗の命により伊澤弥惣兵衛は、利根川から水を引く「見沼代用水」を享保13年(1728年)に完成させました。 現在の六辻水辺公園の元となった「辻用水路」は、見沼代用水西縁から水を引いたもので、当時の根岸村や辻村の水田をうるおしたと伝えられています。この用水の水は笹目領内内谷村で荒川に落とされました。