議会の日々

【禁止だらけの公園を変えたい!】

ボール遊び禁止の貼り紙計20枚。地面に杭打ちされた巨大禁止看板3基。
ひとつの公園内でのお話です。
きょうの予算委員会は都市局と建設局所管についての審査。

私からは身近な公園整備について、人口急増・密集エリア(特に南区!)の公園をもっと〝使える〟空間にするために、地域ごとの公園のあり方や公園ローカルルールづくりの必要性などを質疑しました。
きっかけは「ボール遊びがうるさい」と通報され、公園から排除されてしまった小学生たちからのSOS。

南区には公園が約120カ所あるのですが、最近は冒頭のようなまったく公園らしからぬ景観とメッセージが圧力となり、人の姿自体がなくなっている公園も結構あります。南区は1人あたり公園面積が1.73㎡と10区最低レベルの整備率だというのに。
きょうの質疑の中で執行部は、子どものボール遊びを禁止する根拠について「明確な基準はない」としながらも「(実質)遊び方を制限するルールとなっている」と認めています。つまり、近隣から苦情が入ればそれに対応して利用のほうを禁止するやり方です。
人々が望む公園の役割や価値はさまざまですから、重要なのは利用する側と地域住民との合意形成。ですから、公園のローカルルールづくりと協議の場を行政主導で積極的に進めるよう提案しています。

冨田事務所で南区約121カ所の公園を調査してみたところ、私見ではありますが、使い方を工夫すればボール遊びのスペースを生み出せそうな〝禁止貼り紙公園〟は30カ所ほどあると判断できました。

増加する苦情や要望に役所側も都度苦渋の対応をし心身の成長途上にある子どもから遊び場を奪うよりも、公園利用のルールづくりをみんなで話し合う枠組みを作るほうが、よほど民主的だと思うのです。


※川崎市のホームページより 「川崎市公園づくりガイドライン」