議会の日々

【武蔵浦和〝学園構想〟】

きょうも本会議は代表質問。
南区の武蔵浦和エリアの新設義務教育学校についても各会派から質問が出て、少しずつ全体像が見えてきました。
自分の備忘録的なメモで若干長いのですが(いつもか…)要点を記したいと思います。

皆さんご承知の通り、人口増加が続く武蔵浦和駅周辺では、複数の小中学校が過大規模校または大規模校となっています。
現在の学校規模は
・浦和別所小(児童数1097人、31学級)
・沼影小(1099人、31学級)
・浦和大里小(894人、26学級)
・西浦和小(873人、25学級)
・内谷中 (969人、25学級)
学校の適正規模は学級数で12~24とされているのですが、住民基本台帳をもとにした市教委の調査によると、武蔵浦和駅周辺地区の学校は令和8年度まで学級増が続く推計です。
例えば、私の地元の浦和別所小はこのまま何も手を打たないでいるとR8年度には44学級になります。けして広いとは言えない敷地・校舎に1学年7クラス以上。
現状でも校庭をつぶしてプレハブ校舎で学んでいる児童や先生方には苦労をかけてしまっています。
市教委は「義務教育学校の設置で武蔵浦和エリアすべての学校において学校規模の不均衡の解消を図りたい」と説明しました。
具体的な構想は、沼影小・浦和大里小・内谷中の3校を「(仮称)武蔵浦和学園」に再編し、現在の大里小と内谷中に1~4年生の校舎、沼影小と沼影公園を一体活用して5~9年生の校舎という「分離型」を想定。この3校舎で1つの義務教育学校が新設されると、通学区域の見直しが生じ、同エリアにある浦和別所小と西浦和小の学級についても適正規模になる見込みです。
以前の投稿に書いた通り、課題は教育、都市計画、公園行政、スポーツ政策などさまざまな分野をまたいであります。
現学校の統合による学校新設ですし、通学区の編成にも変更があったり、公園用地が減ったりもしますから、各学校や保護者、地域の皆さんの声をより丁寧に拾い、合意形成することが何よりも大切かと思います。

それではまたご報告します😌
(おやつのアイスは特に関係ありません。彩りw)