南区さんぽ道

【ふるさと南区さんぽ道】笹目川のシロツメグサ

 

江戸の昔、オランダとの貿易で美しいガラス製品がたくさん輸入されたといいます。当時、彫刻をほどこしたガラス製品を「ギヤマン彫り」といったところから、ガラス製品を「ギヤマン」と呼んだとのことです。シロツメグサは、ガラス製品を輸入する際に割れないように緩衝材として詰められていたので「詰め草」といわれたようです。

同じ江戸時代に輸入されたバラは、エジプトの女王やナポレオンの皇妃ジョセフィーヌに愛されたようですが、それに比べて「詰め草」とは少しかわいそうですね。「雑草と呼ばれる草花はない」といった学者がおりましたが、皆それぞれ立派な名前があります。でも、侮辱的な名前が多いんです。例えば、ヘビイチゴとか、ドクダミ、ヌスビトハギ、キツネノマゴ、ハキダメギク、ブタクサなどなど。ちょっと差別と思いませんか?

あるものは踏みつけられ、あるものはトラックの風圧に耐えながら懸命に小さな花を咲かせています。私たちの生活もコロナウイルスで大きく変わりました。こういう時こそ、足元を見直す必要があると思います。身近な草花は、きっと私たちをなぐさめてくれるでしょう。

(事務所スタッフ:ひげじー)